皺の多い尼僧の手をなでた
とてもあたたかかいその手は
気根を伸ばし遺構に生き続ける大樹ガジュマルと似ている
2006/11/06
作品集『CAMBODIA』
123TB 0
123Com 2
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アンコールワットに佇む尼僧は
とても穏やかな顔
しかし尼僧の顔の皺はカンボジアの歴史を生き抜いたあかし
8〜14世紀にかけて、
信仰と権力が生み出したアンコール王朝の壮大な遺産は、
陥落と共に密林に飲み込まれ、
時を経て1887年フランスの支配下に置かれ保護された。
1953年に独立、カンボジア王国が成立したが、
ベトナム戦争に巻き込まれ、クーデター、
内戦と続く荒波に長く曝されていく。
1975年からの3年8ヶ月のあいだ、
ポル・ポト政権率いるクメール・ルージュの思想は
教育を受けた者を敵と見なし、残酷な拷問と、
各地のキリングフィールドで3百万人以上を虐殺し、
伝統的な社会文化をすべて破壊するなど
国家が疲弊するまでの犠牲を強いた。
その後、1998年まで内戦が続いた結果、
戦争兵器である卑劣な地雷の被害者は
シュムリアップだけでも3万人にも及び、
内戦が終わった今でも、人は人がつくり出した地雷により
往来する自由さえも奪われている悲惨な現実と向き合っているのです。
なんて悲しいことでしょう。
アキ・ラ地雷博物館
http//peace.s9.xrea.com/
館長アキ・ラ氏はカンボジア国内だけで
残存600万個以上と言われる地雷を無償で撤去し続けている
同館では地雷被害者の保護支援も行っている
2006/11/05
作品集『CAMBODIA』
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122Com 0
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崩れ落ちた石の間
奇跡的その美を残していた女神像
そこには
今もなお原住民の祈りの跡がある
そして
旅人がここを訪れることは稀である
2006/11/02
作品集『CAMBODIA』
121TB 0
121Com 6
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苔むした遺構に息づく榕樹ガジュマルの気根は、
長い年月をかけながらゆっくりと石組みを動かし
大地にがっしりと根を張り逞しく力強く
みごとな大樹となって我々のこころを魅了させている
巨木は何も言わないが
美の本質は自然であり
自然の中で生きる人間は大気・大地・水があることによって
生きていられるのだと生命の鼓動が伝わってくる
一方遺構は
数多くの文化を創りだしては滅び行った
人間の歴史を振り返ることを促していた
2006/07/22
作品集『CAMBODIA』
75TB 0
75Com 6
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「寂かなる伝言」より CAMBODIA
時代をじっと見つめてきた四面仏の顔は
自分の呼吸を整えてくれます
2006/07/08
作品集『CAMBODIA』
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66Com 4
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破壊した石仏の手に
なお祈りの花がたむけられていた
この国の悲しい歴史・・・
平和を願いながらシャッターを押した
2006/07/04
作品集『CAMBODIA』
63TB 0
63Com 2
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破壊された遺構の中で無心に遊ぶ子供と
遺構の上部に根を張り陽光を浴びて育つ雑草とが重なった
Data:Canon 1v 50mm 1/60秒 FujiRHP100
撮影地:カンボジア ベンメリア
スキャン:EPSON PM-A900
フォトショップ:
1石の色にマゼンダ色が被ったので色相環を5°ブルー側に移動
2上部が黒くつぶれていたのでトーンカーブで微調整
2006/05/15
作品集『CAMBODIA』
36TB 0
36Com 3
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笑う尼僧の深い皺にはカンボジアの悲しい歴史が刻まれている

Data:Canon 1v 50mm 1/60秒 FujiRHP100
スキャン:Epson PM-A900
撮影地:カンボジア アンコール.トム
2006/05/14
作品集『CAMBODIA』
35TB 0
35Com 2
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遺跡でのんびり昼寝する犬は、穏やかな日々の象徴に見えた
しかし
ピンと立った耳は、生きる者の緊張感を示唆しているようだ
Data:Nikon COOLPIX5400 プログラムAE
撮影地:カンボジア アンコール.ワット
2006/05/06
作品集『CAMBODIA』
29TB 0
29Com 0
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